私は唯一無二の個性を持つ人に惹かれます。

特に絵がそうです。
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この人の絵だ、と一目でわかるような作品を見ると、とても魅力を感じます。

よく「人の絵を真似しても、それでも消えずに滲み出るものがその人の個性」という話を耳にします。
私はその滲み出るものにとても惹かれます。

絵には、描き手の性格や考え方、感性、美意識、人柄のようなものが自然と表れると思っています。

また「絵は描く人に似る」という話も聞いたことがあります。
表情の癖が似ていたり、作品全体の雰囲気がどこか本人に重なって見えたり、普段よく目にする自分の体型や顔立ちが自然と絵に表れることもあれば、反対にコンプレックスが強い部分は、理想を描くことで真逆になることもあるそうです。

だからこそ同じモチーフを描いても、人によってまったく違う作品になります。
その違いがとても面白く興味深いです。

私の絵も、私とどこか似ているのだろうか。
あるいは真逆なのだろうか。
そんなことを考えるのも好きです。


以前、noteで見かけた文章が今でも頭に残っています。

それはある絵描きさんが書いていた、
「私はこれまで誰の真似もしたことがない。完全オリジナルだ」というような文章です。
私はその言葉を見て少し考え込みました。

私には、「誰かの影響を受けた絵はオリジナルではない」と言われているように感じられたからです。

もちろん、一人の絵柄をそのままそっくり真似してしまえば、それはオリジナルとは言いにくいと思います。

でも複数の人の「ここが好き」を少しずつ取り入れて、自分なりに消化し組み合わせていったら、その時点でもう同じものにはならないと思うんです。

そもそも一人の絵描きさんの作品にも、線や塗り、色使い、構図、デフォルメ、それぞれのパーツなど、たくさんの要素があります。
その中でどこに惹かれるかも人それぞれです。

同じ人に影響を受けたとしても取り入れる部分は違うし、それをどう表現するかも違う
だから私は、最終的にはその人にしか描けない絵になっていくのだと思っています。

私は、そうやって少しずつ積み重ねた先に生まれるものも、その人だけの個性であり立派なオリジナルだと思っています。


私は個性のある人が好きです。

独自の美学やこだわりを持っている人。
流行や人の目に振り回されすぎず、自分の好きを大切にしている人。
そういう人に強く惹かれます。

私は、この時代に自分の手で絵を描こうとする人に惹かれます。
上手いかどうかよりも、自分で描きたいという気持ちを大切にしている人が好きです。
たとえ拙くても、その人にしか描けない絵があると思っています。
試行錯誤した時間や、悩みながら積み重ねた経験、好きという気持ち
そのすべてが少しずつ作品に滲み出てくるのだと思います。

私はそういうものに魅力を感じます。

だから努力している人や、一生懸命表現しようとしている人が好きです。
そしてそれは私の憧れでもあります。
私は人の目を気にしやすく、人と違うということがとても怖いです。
それは絵だけに限らず、何に対しても
「私は変じゃないか」と気になってしまうことがあります。
そのせいで人の意見に影響を受けて、自分の軸が揺らいでしまうことも少なくありません。

だからこそ周りに流されず、自分だけの美学を持ち続けられる人を見ると、本当にかっこいいなと思います。

私もいつか「この人の絵だ」と一目でわかるような、自分だけの絵柄や世界観を築いていきたいです。